去る11/23に、「第8回 京都の学校図書館・公共図書館の充実を求めるつどい」を開催しました。
午前の部では、大阪国際児童文学振興財団の土居安子さんを講師に迎え、「子どもの読書と学校図書館」と題して、ご講演いただきました。
前半1時間は、今年度読書調査から見た子どもの読書の現状への考察と、そこからの学校図書館や学校司書のありようについての提言、後半30分で2016年2017年度に出版された小学校高学年から中学生向けの100冊近くの児童書を、実物投影機で表紙画像を投影しつつ紹介してくださいました。大変スピーディーでありながら、具体例を示してくださっての明快な語り口で、時にユーモアを時に関西弁を交えてのご講演は、圧倒するようなパワーを感じさせるものでした。
続いて、京都府立高等学校教職員組合司書委員会から、毎年恒例の「小・中学校図書館への人の配置に関するアンケート」の調査について」、現在の府内の学校司書等の配置数や形態、時間等などの報告がありました。
休憩をはさんで午後の部では、
・府立図書館から「学校支援制度について」
・小学校教諭の粕谷知美さんから「小学校の学校図書館との関わりの中で」
・最後は府立高校学校図書館司書の香山友里さんから、「知らない世界と出会う場所〜テーマ展示、イベントを中心に〜」
の3件について、現場からの報告がありました。
これらを受けて、最後の1時間は、参加者からそれぞれ意見や現在の状況などを出しあいながら、交流を行いました。参加者は61名でした。


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