「
第4回学校図書館研修会」を6月27日(土)に開催しました。
会場満席の58名もの方に参加いただきました。
まずは1時間半ほど、大阪府豊中市立桜井谷東小学校 学校図書館専任職員 頭師 康一郎 氏から
「探究型学習と学校図書館」と題して、実践報告をしていただきました。
目次は以下の通りで、具体的な学校図書館の活動事例、そして学校全体での取組み、
公共図書館との協力体制などのお話が聞けました。
・講師プロフィール
・桜井谷東小学校図書館概要
・桜井谷東小学校の学校図書館教育体制
・探究型学習の授業づくり
・探究型学習と学校図書館
・豊中市の学校図書館行政
・豊中市の学校図書館向けサービス
特に3年生国語の研究レポートを書く授業については、実際の探求型学習の進め方が
子どもたちの質問例や先生とのやりとり、完成レポートなど、詳細に紹介されました。
学校図書館と専任で専門の学校司書があればこれだけのことができるという具体例であり、
参加者の方もこういう学校図書館にしていきたい!という思いを持たれたのではないでしょうか。
その後休憩をはさんで、1時間ほど講師への質問や感想、そして参加者の現状や
悩みや思いを出し合いました。参加者同士の活発な交流の時間となりました。
会場には、京都を初め、大阪・兵庫からも多く、近畿以外からの参加もありました。
また、高校や小中学校の学校司書、公共図書館司書、家庭文庫や学校図書館の
ボランティアにかかわる方など、いろいろな立場の方に参加いただきました。
研修、意見交換を通して、学校図書館、そして学校司書の必要性を新たにしました。
頭師さん、そして参加のみなさん、ありがとうございました。
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